学校案内・校長あいさつ
学校法人 日本聾話学校
児童発達支援センター(主に難聴)
ライシャワ・クレーマ学園
(乳幼児部:主に0〜2歳)
私立 日本聾話学校
(幼稚部 小学部 中学部:3〜15歳)
所在地 | 〒195-0063 東京都町田市野津田町1942 電話: 042 (735) 2361 FAX: 042 (734) 8292 |
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設 立 | 1920(大正9)年開校 |
在籍人数 (2024年6月現在) | ライシャワ・クレーマ学園:乳幼児部19名 日本聾話学校:幼稚部11名/小学部28名/中学部5名 |
職 員 | ライシャワ・クレーマ学園(乳幼児部): 児童発達支援管理責任者1名、児童指導員・言語聴覚士7名、保育士2名、調理員2名、事務員1名、技術職員2名、嘱託医1名 日本聾話学校(幼稚部 小学部 中学部): 教員(常勤)21名、教員(非常勤)12名、職員(常勤・非常勤)16名 |
学 費 | 日本聾話学校(幼稚部 小学部 中学部)
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校長あいさつ
校長 鈴木 実
日本聾話学校は、日本で唯一、聴覚障がい児がいっさい手話を使わずに、聴いてお話ができるようになる教育をする私立の聾学校であり、0歳から15歳まで一貫して「キリスト教精神に基づく」一人ひとりを大切にする「聴覚主導の人間教育」をめざす学校です。
お子さんが病院で聴覚障がいの診断を受けたとしても、最早期からの「聴覚補償」と「愛情豊かな母親による子育て支援」があれば、どの子も自らの能力を最大限に発揮して成長し、見事に「聴く力」を身につけていきます。今では、たとえ最重度の聴覚障がいと診断されたとしても、最適な補聴器や人工内耳を装用することで、特別のケースを除いてかなりの程度まで聴覚補償ができ、どの子も聴くことができる子どもであることを前提として教育を進められる時代となっています。
本校では乳幼児から中学卒業までの一貫教育を行っており、0歳からの乳幼児教育は併設している児童発達支援センター「ライシャワ・クレーマ学園」でご両親の子育て支援の形で取り組み、どの子も最早期から音のある生活の中で成長することを通してお母さんの愛情とその温もりが、実感を伴った音声のことばとなって子どもたちの内側に育っています。
乳幼児の過程を終えた子どもは本校の「幼稚部」「小学部」「中学部」へと進み、訓練や指導ではない生活の中での互いの思いを共有する積み重ねを通して、共感的で対話的な人間性を育み、たとえ聴覚にハンデはあっても自ら進んで「聴く子ども」「話す子ども」「学ぶ子ども」「歌をうたう子ども」、そして「人の思いに寄り添える子ども」に育っています。また、一人ひとりの成長に応じて健聴児の中で学ぶ機会を与え、社会の中で望ましい人間形成ができるようにサポートします。
成長するのは子ども自身です。ですから、「子どもの可能性を信じて待つ」ことが大切です。うまくできてもできなくても、子どもの内なる力を信じて待つ教育。それが私たちの歩み方です。
日本聾話学校 校長 鈴木実(中央)
ライシャワ・クレーマ学園 園長 佐々木勝(左)
日本聾話学校 副校長 瀬底正嗣(右)