歴史・教育資料センター 資料紹介 聴覚活動の歴史
本校の90年に及ぶ長い歴史をふまえ、本校の歴史と教育の貴重な資料や補聴器、日本の聾(ろう)教育についての資料等を整理し、展示しています。また、談話スペースやインターネット検索ブースもございます。ご来校の折りには、お気軽にお立ち寄りください。見学、打ち合わせ、懇談(学校関係者に限ります)などに、広くご活用ください。
設立の趣旨

世界は大きく変わりつつありますが、教育もまた例外ではありません。しかしまた他面、人間はいかに本質的に変わらないかをも同時に痛感させられます。混迷の時代の中で見分けるべきことはまずこの一事ではないかと思います。そしてその上に立って、これからの世界・これからの教育が着目すべきことは、人間性の真の意味における開発だと思います。このことなくして、世界や教育の正しい成長はないと思わざるをえません。

日本聾話学校が、90年、つぶさに経験したことはこのことでした。いまさら申すまでもなく、当校の教育は、「聴覚主導の人間教育」という理念ですが、聴覚障害児の人間としての成長の土台の上に生きた言葉を育てるという私たちの願いの実現は容易ならぬ荊の道でありました。

当校が聴覚主導の人間教育をめざしてこの経験を関係者の中で育てるに至るまで、多年の試行錯誤を繰返してきたことは今に残る膨大な記録が証明するところです。こんにちの教育を憂える心ある人にとって、当校の教育実践は職種・立場のいかんを超えて、およそ人間として生き、交わるために忘れてはならぬモニュメントでもありましょう。

諸事混迷の時、あたかも当校の創立90年を経て、私たちは、これらのモニュメントを、心ある人びとの前に発信し、ここで起こった教育の事実を提示し、共に考え、力を合わせていただきたいと切に希っております。

幸い当校へは年間800人を超える見学者・訪問者があり、これらの方々により多くの情報を提供することの必要性を感じておりました。さらにはこれらの方々を通していっそう広般な方々に、当校の教育実践をお知りいただければと念じております。自校の業績を誇るためではありません。他に学び、みずからいっそう工夫を重ねるとともに、日本の・世界の子どもたち、さらには大人たちの人間性の真の開発に資したいと希うからであります。

そのための発信・受信の工夫として私たちは、ここに日本聾話学校歴史・教育資料センター(略称「日聾資料センター」)の設置をすることといたしました。日本の・世界の一隅を照らすこの希いに、多くの心ある方々の、ご理解とご協力を切に期待しています。

場所: 本校クレーマ棟内開設日: 2006年4月より開設時間: 9:00〜12:00(原則)
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